漏水調査隊

投稿日 : 2016.04.22 / カテゴリ : ブログ

過去に行った漏水調査の事例を紹介します。

室内への漏水原因を調べるため、屋上に上がってみると、

①②

 

 

 

 

 

『アゴ』と呼ばれる立上りコンクリートの突き出した部分の裏側に

【水切り目地】が入っていないことが判明しました。

 

③

 

 

 

 

 

 

この水切り目地が無いと、上方からの雨水がアゴの裏面を伝わり、

防水端末まで達して、シーリングの劣化箇所などから防水層内に浸水し、

漏水の原因となります。

 

水切り金物やアゴテープの貼付けによって、改善することはできますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水切り目地を入れるよう施工していても、発泡体(目地棒)の取り忘れをたまに見かけます。

⑧

 

 

 

 

 

 

 

新築時は細かいチェックが重要ですね。

 

SRP