FRP防水工事
FRPとは?
FRP(Fiber Reinforced Plastics)とは、繊維強化プラスチックのことを指します。軽量かつ強靱で、耐水性・耐食性・耐候性に優れていることが特長です。
防水工事で使われるのはFRPの中でも、ガラス繊維と組み合わされたものとなります。
FRP防水
このFRPを防水分野に応用したのが「FRP防水」です。特に、軽量かつ強靭であるという特長から、屋上の防水として適用した場合でも、通常は防水層の上にコンクリート層を設けたり、あるいはタイルのようなもので仕上げる(防水層を保護するための層を更に設ける)必要がある。が、FRP防水の場合は、そのような保護層は不要となります。
従って、防水層が重くならず、その分の補強が不要であり、保護層の工事も不要であることから、コスト削減に繋がります。
また、加工も比較的容易であるため、船舶やプール、浴室や浴槽など、さまざまな防水用途にも利用されています。
近年では、FRPの高強度という利点を応用して、屋上緑化や屋上菜園の防水層としても採用が増えています。