世界の七不思議のひとつと言われているエジプトのピラミッド、どのようにしてあの大きな建造物を造ることが出来たのだろうか。
現在までに140個のピラミッドが発見されている。
その中でも一番大きいのがクフ王のピラミッドである。建造時は146.5mあったといわれている。
古い洋画で、大勢の奴隷や囚人を使ってピラミッドを造るための大きな石を、丸太を使い太いロープで運んでいる場面を思い起こす。
その1個の重さは2tから重いものでは50tを超えていたらしい。
ギザのピラミッドはおよそ600万トンの総重量があるといわれ、出来上がるまでには200年の年月が必要だったのではと言われている。
そのためには10万人もの労働者が使われたのではないかと推測されている。
御存じのようにピラミッドは、エジプトのファラオが亡くなった死後も自らの栄光が失われないようにと造られた墓で、数多くの宝石等を自らの棺に入れ、死後の世界でもその権力を誇示しようとしていたと思われている。
すべてのピラミッドはナイル川の西岸に造られている。西は死人が向かう場所、太陽が沈む場所である為という事らしい。
又、ギザのピラミッドはオリオン座とまったく同じような位置に配置されていていることが判っている。
これを設計した学者は誰だったのだろうか。一説では地球外生物によるとも・・・・・
話は戻るが、ピラミッドを造る為に使用された労働者は奴隷や囚人ではなく、「雇用関係を結んだ立派な労働者だった」ということが判ってきた。
毎日の作業が終わると、なにがしの代価をもらい家庭に持ち帰ったのでは。
私たちの暮らす現代となんら変わりはなかったのではないかと考えられはじめている。
さらに最近の研究で、ピラミッドは元々塗装のように磨かれた石灰岩で覆われていた思われ、出来上がった当時は太陽があたると宝石のように輝いていたのではとの説が出ている。 「偉大な建造物である」 ROKOKOⅡ