３月１１日が来る。未曾有の被害を東北地方に与えた東日本大震災
そして福島原発の崩壊に依る放射能被害
かの地に住む人たちの１０年はどうだったのだろうか・・・。
テレビ、新聞、雑誌等メディアで１０年の歩みが多く語られている。
復興復興と言い、言われつづけてきたこの１０年。
確かに映像等で視る被災地の環境は当時とガラリと変わり
どこもかしこも道路も建物もきれいに造り直され変わった。
只、当時と今を語る被災者の思いは何故かそれを
有難く思いながらも どこか違う
こんなんではなかったのでは・・・というニュアンスが少なからず伝わってくる。
災害に依り父を母を子を肉親を、物も全てを一瞬のうちに
失った人の心は１０年経っても２０年経っても
どこかにその喪失感は消えないのでしょう。
折にふれ、その感情が込みあげてくるのは当然としても
直接被災を受けなかった者として ただひとこと
「少しでも前を上を向いて生きましょう」としか言えません。
私達は比べたら気楽なもんです。日々の業務、大変だ大変だとこぼさず頑張りましょう。
Ｊ．Ｕ
