コンクリート造と防水(その一)

投稿日 : 2014.11.25 / カテゴリ : ブログ

「コンクリート構造物は、水を通さず頑丈だ!」と言われることがあります。

確かに緻密な作りとなっていますが、はたしてどうでしょう。

ご存知のようにコンクリートは、セメント・骨材・水や混和剤などで構成されています。

現在、コンクリート造の建物を建てる場合,工場で製造するPCやALC以外は、ほとんど現場打ちコンクリートです。

工場で出来上がったコンクリートをミキサー車で現場へ持ち込み、型枠へ流し入れます。

その際バイブレーターなどを使用し、型枠の隅々までいきわたるように作業を行います。

単純な作業のように思われますが、実は、コンクリートの良し悪しを決定づけれるのはこの作業にかかっています。

コンクリート打設中に型枠の中では、色々なことが起こっているのです。     つづく      ROKOKOⅡ