「コンクリート構造物は、水を通さず頑丈だ!」と言われることがあります。
確かに緻密な作りとなっていますが、はたしてどうでしょう。
ご存知のようにコンクリートは、セメント・骨材・水や混和剤などで構成されています。
現在、コンクリート造の建物を建てる場合,工場で製造するPCやALC以外は、ほとんど現場打ちコンクリートです。
工場で出来上がったコンクリートをミキサー車で現場へ持ち込み、型枠へ流し入れます。
その際バイブレーターなどを使用し、型枠の隅々までいきわたるように作業を行います。
単純な作業のように思われますが、実は、コンクリートの良し悪しを決定づけれるのはこの作業にかかっています。
コンクリート打設中に型枠の中では、色々なことが起こっているのです。 つづく ROKOKOⅡ