建設現場の屋外作業など、雨が降ると「雨天中止」になることが多くあります。
長雨になった場合、工程が予定通り進まなくなることもあり大変困ります。
今の技術は凄いですね。雨が降っても「雨天中止」にならない現場があります。
全天候型建設工法(工事を始める前に鉄骨支柱を組み上げて、仮屋根でスッポリと
工事現場を覆ってしまうもので、建設工事の工場化を目指したもの)や全天候型
のビル建設システム(先に工事現場の作業空間に合わせて設置される多機能
天井クレーンや大型高速リフトなどが組み込まれた工場が屋根変わりとなり、
1フロアを施工した後に工場全体を上昇させ、次のフロアを施工し、また工場全体を
上昇させていく仕組みのもの)などがあるようです。
準備に掛かる時間も凄いのでしょうね。長い工期の現場には向いているようですが、
短い工期の建設現場には向かないようです。
そこで今、流行りのドローンを大型化しホバリング機能を活用して、
雨が降る時や日陰をつくりたい時だけブーンと飛んで来て、
建設現場や屋外イベント会場へ仮設の屋根を簡単に短時間で
設置できる設備・技術開発が将来的に出来ることを期待します。
D.H