6月9日(日)にあった国家試験を受けるため、前日の夕方に最終追い込みをかけようと
自宅で勉強しておりました。
しかし、小学2年生と2歳の子供達が居る中で勉強に集中することが難しく、
子供には申し訳なかったのですが、1人車に乗って近くの公園で勉強することにしました。
その公園は自宅から車で2~3分程の直ぐ近くにあり展望台・グラウンド・ちょっとした桜並木・
公衆トイレ等がある少し大きめの公園です。
蚊もいたので公園の駐車場に車を止めて、
車内でテキストや過去の問題集などを見返しながら勉強しておりました。
最初は、陽が沈んでおらず明るかったので、周りに私以外の人や車をチラホラ見かけておりましたが、
次第に陽も沈み薄暗くなり私の車だけになりました。
おかげさまで勉強に集中出来ていましたので、
車内灯を点けてもう少し頑張ろうと思い勉強を続けることにしました。
はたから見ると外灯が少なく暗くなった駐車場に車内灯だけが点いた車が1台あるので、
「怪しい車にしか見えないな」と自分で思いつつ勉強を続けておりました。
21時を過ぎた位でしょうか、1台の車が公園の駐車場に入ってくるのが分かりました。
駐車場は何台も空いたスペースがあるのに、私の車の直ぐ横のスペースへ車体の
半分だけ入れたように車がとまり、しばらく時間が過ぎました。
この時間なのでヤンチャナ人達か警察のパトロールぐらいしか考えられないので、
どちらにも対応出来るよう心構えをし、かつ、怪しまれないように勉強に集中して
外に気が付かないふりをしました。
すると予想通り「すみませーん 運転手さーん すみませーん」と声が聞えて
警察だと分かったのですが、あえて2回程スルーした後「はい!なんでしょう!」と、
やっと気付いた感じで振り返り職務質問を受けました。
警察の方からの質問に答えて、事情を分かってもらえたら「あーそうでしたか!
明日の試験頑張って下さい!」と励ましの言葉もいただき警察の方は去っていきました。
なぜか、何かの勝負に勝った時のような?よく分からない満足感と同時に
勉強の集中力も切れましたので、家に帰り明日の試験に備えちょっとだけビールを飲んで寝ました。
D.H