さくら

投稿日 : 2019.04.24 / カテゴリ : ブログ

長女がタイにいた頃、「日本には四季があっていいな~」そう話していた。
なにせ年がら年中,短パンにTシャツ。服を買う楽しみが無くなったと嘆いていたのを思い出す。
私たちの暮らしの中での何気ない光景、それがどんなに素晴らしいことか改めてきづかされた。
そして今年も春がおとずれ、早咲きの「カワヅザクラ」が咲き始めた。
1月中旬から2月にかけて咲く濃いピンクの花びら、花持ちも良く1ヶ月程楽しませてくれる。
調べると、静岡県賀茂郡河津町で発見されたことが名前の由来とか。
次に咲きだすのが、東彼杵波佐見町田の郷の「しだれ桜」 樹齢100年以上という老木。
有名な花見スポットの為公共の施設と思われがちだが、一般の方が無料で解放されている。
大勢の花見客やカメラマンが押し寄せているが、それなりのマナーが必要だ
そのしだれ桜の、木の壮大さと優雅さは必見!
そしていよいよ「ソメイヨシノ」
江戸末期から、染井村に集落をつくっていた植木職人によって育成されたと言われている。
昔の和歌に詠まれた、大和の吉野山にちなんで「吉野桜」として売られ、各地に大々的に広まった!とされているが、吉野のヤマザクラと混同されるためその後、染井村の名を取り「染井吉野」と命名、今に至っているとのこと。
満開の時期は非常に短く、あっという間に散ってしまう。
その散り際のいさぎよさが、武士道に生きる日本人の心を打ち、長く愛されてきたのでは。
最後に咲きだすのが「八重桜」。こんもりとした愛らしい花びらが特徴! つつじや芝桜とのコラボもなかなかいいもんですよ。  ROKOKOⅡ