梅雨時期のような雨が続いていますね。
防水工事・シーリング工事・タイル工事・その他外壁改修工事等で新築現場や改修現場の
大規模・小規模を問わず携わっておりますが、雨が続く日に外部足場へ雨養生設備が有るのと
無いのでは、全然作業の進み具合が違います。
最上階までの躯体が出来ている建物では、外部足場と建物間の雨養生設備は
設置しやすく既製品等もあり、活用すれば少々強い雨でも作業を進めることが出来ます。
しかし、躯体が途中の階までは出来ていて、さらに上層階の躯体施工中の場合、
なかなか雨養生設備は設置しづらく、仮に設置したとしても建物の形状によっては
雨仕舞が難しく壁を伝って雨水が垂れてきては意味がありません。
また、上層階の躯体が進めば養生設備も上への盛替が発生するなど手間も費用も掛かります。
今はまだ、全天候型仮設屋根や全天候型のビル建設システム等のような費用を掛けて
先行した雨養生設備しかないのでしょうか?
安価で簡単な仕組みの躯体施工途中にも役に立つ雨養生設備を
日々考えながら仕事に励みたいと思います。
D.H